『グッド・ナース』の犯人のドキュメンタリー❗️（本人映像あり）
こんなのあったの知らなかった😮
これは↑を観た人ならセット鑑賞が良いと思う。
なんならこれだけ観ても私は満足だったかもしれない。
エディ・レッドメインとジェスカ・チャステインのファンなら映画は必見だけど。

実際の捜査では、死に至る薬を点滴に混入、また直接患者に注射💉していたのは、16年間に渡って9か所の施設（病院等）だった。

警察は『医療殺人』は厄介と言う。なぜなら立証する証拠がないから。
そして、このように長い期間平気で殺人をしていたのは、病院側にも問題があったから。それは悪い噂を避け、病院利益、経営者らの個人利益を優先していたから。

チャーリー・カレンという人物は非常に人当たりは良く、ナース仲間との連携は素晴らしいと関わったナース皆が口を揃えている。

本人は妻子がいるが、子供時代からイジメの対象になって成長してきた。妻は警察が訪ねた時、なんら驚かなかったらしい。飼い犬殺害事件を起こしてもいたから。
カレン本人曰く「頼れるのは母親だけだった。母の死から抑えられなくなっていった」

病院を転々としている中、1993年に自身が精神病院に入院していた。その時「看護師を辞めたい。けれど子供を持つ親として無責任と言われた。僕には分かっていた。こんな状況に置かれたらどうなるのか...もう苦しみを終わらせる必要があると」本人はそんな気持ちを持っていた。

しかし、精神病院の治療チームの一致する見解として『退院後に看護師の職務を再開できない理由はない』としていたのだ。
だから次々と転職出来た。受け入れ側も前科等の情報がなかったという。

だからどんどん抑えられない"身勝手な歪んだ欲求"から殺人の数が増え続けてしまっていた。

ジェシカ・チャステインが演じたエイミー本人が出演している。しっかりと説明してくれていて、このドキュメンタリーだけで十分だと思えたけど、それでは全世界の感心は集まらないから、ハリウッド映画にした価値はあるだろう。

しかし、400人以上の大切な命、それも回復している人も多かったのが悔やんでも悔やみきれない。

警察の必死の捜査が解る。亡くなった1人であった神父の妹に墓の掘り起こしの承認を得る。遺体の毒物検査をして立証させていた。
拘置所内でビデオカメラを入れてカレン本人の口から自白する場面まで映っている。

裁判所の証言台に被害者家族が何人も立ち、泣いて訴えている。
「目を見ろ！」と言っても謝るでなく、目を合わせようとしないカレン。尚更に家族を怒らせ落胆させていた。

これは映画より理解出来たので観て良かった！！

傑作『グッド・ナース』を再観賞後に、こちらも再生。
内容が『グッド・ナース』とほぼ一緒で新情報もそれほど無し。
でも、ご本人たちの肉声で事件を追えるのは貴重なので、観て損は無かったです。
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Wikiに
「カレンが働いていた病院の多くは、彼の犠牲者の家族によって訴えられた。ニュージャージー州の病院に対する訴訟と和解内容はすべて法廷外で行われ、封印されている」
ってあったけど、そっちのドス黒いウヤムヤ感の方を追求して欲しかった。
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たぶん、難なく続けられちゃう状況だったから、殺し続けたんだと思う。
シゴト増えて面倒だな、的な。
それ以上でも以下でもない空虚さが空恐ろしい。

アメリカ・ニュージャージー州にある、サマセット・メディカル・センター。
チャールズ・カレンは同メディカルセンターのICUに勤務し、経験豊富な看護師として周囲から愛され、信頼を置かれる存在だった。しかし、彼はアメリカ北東部の複数の医療施設で多くの患者を殺害してきた連続殺人鬼であった。
彼を内部告発した同僚の看護師エイミーや捜査にあたった刑事のインタビュー、そしてチャールズ自身の肉声を交え、彼が有罪判決を受けるまでの過程をたどっていく。
アメリカ北東部の複数の医療施設で起きた患者殺人事件を題材にしたドキュメンタリー。
「人を助けるのが好きだった。だから看護師になった。だが夜勤に入り重度の患者を診ているうちに、苦しくなった。患者を苦しみから救いたかった」
患者に対して親身で優秀で同僚や患者に信頼される看護師チャールズ・カレンが、なぜこのような兇行に手を染めたのか？
チャールズが、手を掛けた患者の中には重度の患者だけでなく、リハビリ施設に転院する患者や病状が安定した患者もいたのは、チャールズが証言する動機以上の闇を感じる。
利益重視の私立病院で心身共に疲弊し、取り替え可能な部品として看護師を使い捨てるように夜勤と日勤が連勤せざるを得ない無理な勤務体制の中で、魔が刺した看護師の兇行に過ぎないのか？
不審な患者の急変を怪しんだ看護師が、チャールズの兇行を告発しても、一蹴しチャールズをよその病院に移籍させた病院の上層部の医療訴訟を恐れた利益重視の事なかれ主義、証拠が残りにくい医療事件の立件しにくさが、チャールズの兇行が露見するのを遅らせた。
チャールズの同僚エイミーが、チャールズの兇行を立件するためにどれだけ大きな役割を果たしたかも、エイミーや捜査した刑事の証言で描かれている。
チャールズの証言で知らず知らずのうちに、チャールズの兇行に手を貸していたと知ったエイミーたち同僚の看護師のショックや罪悪感を考えると、チャールズの兇行は許しがたい。
さらに許しがたいのは、チャールズの兇行を疑いながら責任逃れの為にチャールズを別の病院に推薦して追い出した私立病院の経営陣。
私立病院の闇を描く犯罪ドキュメンタリー映画。

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