ロッキー・クリードシリーズめっちゃくちゃ好きだから、最新作マジで期待してみたけど、正直な感想としてはうーんっていう感じ。
なんていうかクリードI・IIにあった男臭さがだいぶ抜けてクリーンになってしまった印象
デイムとの過去について、クリードは最後の方までナヨナヨしてるし、これといった決心するシーンも無かった。あとやっぱりI・IIには明確なクリードの敗北があった分そこから這い上がる姿がめちゃくちゃカッコ良かったのに、今回はポッと出のジム一推しメキシコ人みたいなやつが反則気味のプレーで負けるだけっていう跳ね上がらせるための落としが浅すぎる。あとなんかラストファイトの演出いらなくない？単純に冷めた。
だったら、クリードは選手続けてて防衛し続けてたけど、デイムが出所してすぐ告発したせいでスランプに陥ったクリードは、チャンプの座を奪われ引退を考えるが奥さんやコーチ、ドラゴに喝入れられて心に火を再び灯し、過去は過去って割り切ったクリードが正義と怒りの鉄拳でデイムを叩き潰す、っていうロッキーIII+αの方が絶対アツかったと思う。
やっぱりクリードIIIにはアツさが足りない
