鍋山和弥

ゴジラ-1.0の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争時の、特攻が、怖くて、特攻を、拒んだ、『シキシマ』を、『タチバナ』は、特に、否定もせず、『良いんじゃない?あなたみたいな、人がいても』と、声をかける。僕も、そう思います。勇気を出して、特攻しても、日本に、勝ち目など無い。それが、分かっていれば、特攻など、バカバカしい。そんな特攻を、バカバカしいと、言える人だからこそ、『タチバナ』は、『シキシマ』に、脱出用の装置を、用意したのだと思います。条件として、爆弾の、安全装置を、外してからでしたが、それは、『シキシマ』の、覚悟を、試したという、理由もあったはず。『シキシマ』の覚悟が、本当だったからこそ、『タチバナ』は、心の底から、『生きろ』と言えたのだと、思います。今まで、たくさんの、『ゴジラ』シリーズを、見てきましたが、さすがは、最新のVFX。本当に、『ゴジラ』が、生きてるようでした。そして、『タチバナ』の、『シキシマ』への、生きろという言葉。僕は、あの狂った第二次世界大戦下の、特攻隊員全員に、贈りたい言葉ですね。『ノダ』さんの、セリフにもあるように、『この国は、命を、粗末にし過ぎました』。そうです。第二次世界大戦は、多くの、犬死に特攻隊員を、生みました。将来有望な、若者達を、死なせてきました。勇気ある戦いは、褒め称えられるべきですが、若者に、『死ね』というのは、間違ってます。勇気ある若者だからこそ、『生きろ』と、言ってあげるべきです。死は、悲しみしか生みません。命が、大事にされるからこそ、平和なのです。最後は、『ノリコ』の、生存が、確認されました。でも、『ノリコ』が、吹き飛ばされた、勢いを見ると、よく生きてたな!!とは、思いました。まあ、愛し合う2人が、生きてたし、互いの、思いも確かめ合えたし、良かったってことで、良しとしましょう♪しかし、戦争は、悲しみしか生みませんが、男は、時には、戦うことも必要。僕は、そう思います。『ゴジラ』に、特攻することも、覚悟した、『シキシマ』は、カッコ良かった!!
鍋山和弥

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