トランスマスター

ロスト・フライトのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.5
♯79 航空機パニック、ゲリラ戦、脱出劇

舞台は正月のシンガポール発東京経由ホノルル行きのLCCトレイル・ブレイザー119便の機内とフィリピンの孤島ホロ島
主人公は元スコットランド空軍のパイロットのブロディ・トランス機長。
燃油節約の為会社の指示で悪天候の中を突っ切るルートで飛行することになる。
さらに機内の乗客は殺人犯のガスパールと護送する警官を含めて16名。
そんな中飛行機は落雷の影響で電気系統が故障してしまう。管制塔とも連絡が取れずやむなく不時着した場所は、反政府ゲリラが実効支配する無法地帯だった…。
元M16の小説家チャールズ・カミングの脚本を元に、繰り広げられるサバイバルパニックムービーです。

◆良い点/注目ポイント
・トレイル・ブレイザー社の雇った傭兵軍団は、ネイビー・シールズ並みの強さ。特にスナイパーが、チートキャラレベルです。
・黒髪ボブのボニー・レインのチーフパーサーを演じるダニエラ・ピネダの南米人の色気が凄いです。乗客名簿の保管場所に注目。
・ジェラルド・バトラー作品は、ストーリーは無くても火薬量が多ければそれでヨシ。

◆改善点
・副操縦士の香港人が、反政府ゲリラと組んでいて飛行機に仕掛けをしているのでは?と思ったら善良な市民でした。

◆総括
・元軍人と傭兵連合軍VS反政府ゲリラの市街戦。
大破しない航空機、少ない乗客、全てがエコな映画でした。

-2024年79本目-