このレビューはネタバレを含みます
井上尚弥、佐々木朗希と
怪物には色々あるけれど
僕の好物のほうの「貝物」じゃなくて
人の心のなかの
ネガティブな「怪物」だった。。
登場人物全員
「怪物」「怪物」「怪物」「怪物」…
ただ、その怪物を
生み出しているのはー
子役キャスティングに定評のある是枝監督。
依里くんが出てきた時、正直
「あーやっちまったなぁ〜でた！このパターン
黒田勇樹くんパティーン！！」っつ
て
マンマと監督のミスリードに乗せられて
その後もぜーんぶのせられて
次から次へと怒涛の伏線回収。
で、
誰が「怪物」か
誰でも幸せになれない
幸せなんてしょうもな
的ないいセリフ風を
吐いて
ボ〜〜ォ〜〜ブォ〜〜ッ
やってる
おしん校長が一番怪物じゃね。
孫を亡くして全ての不幸を背負った風だけど
スーパーで子供に足掛けて転ばしたり
保身のために前途ある若い教師を犠牲にしたり
挙句旦那をムショ送り！？
回収パートでその怪物性がより際立つは
ボ〜〜ォ〜〜ブォ〜〜ッ
それでいいのか？なったけど
怪物が蔓延る
世知辛い現代日本
その怪物を
産み出すのは
豚の脳みそでも
もっちもちのクチビルでも
なければマンボウでも
ナマケモノでもない。
人それぞれの持つ
正しさ
うちうがはじけても
人は生まれ変わりはしないけど
嵐の後には
世界が変わっているハズ
今まさに観ておくベキ
映画なのはまちがいナイ。
