ノルウェーの首都オスロ。
人生に行き詰まっている女性シグネは、長年にわたり競争関係にあった恋人トマスがアーティストとして脚光を浴びたことで激しい嫉妬心と焦燥感にさいなまれる。
シグネは自身が注目されるための「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出してしまう。
薬の副作用で入院することになり恋人からの関心は得たものの、シグネの欲望はさらにエスカレートしていき……。
他人からの承認欲求を求めすぎるあまり…って言うよりも、恋人を越えたくて恋人に相手にされたくて！が最優先事項であって、恋人からの注目を得られればその次に他人から注目されたいという気持ちが出てくるんだね。
しかもシグネとトーマス2人の関係が最悪で、2人ともマウントの取り合いで、揚げ足の取り合いが常にある。
どっちかが注目されれば否定的な意見を言って遮るし、どっちかが注目されればアクションを起こして注目を得るみたいな。
そもそも2人にはお互いへのアーティストとしてのリスペクトが全くなくて、本当にただの競争関係なだけ。思いやり皆無。
2人が別れればシグネの過度の承認欲求も治るかもしれないね。
別れるのが遅かったね。
しかもトーマスの才能は盗んだソファーであって、それは窃盗です。
自分で設計したものでもないから、それが評価されて才能があると思われたなら大いに間違っています。窃盗です。
