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日の丸~寺山修司40年目の挑発~

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日の丸~寺山修司40年目の挑発~の作品紹介

日の丸~寺山修司40年目の挑発~のあらすじ

サブカルチャーの先駆者であり劇作家の寺山修司が構成を担当し、街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった、人々が普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を、次々とインタビューしていく。長年タブーとされていた本作を、「現代に同じ質問をしたら、果たして?」という思いから、ドラマ制作部所属で、本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀は、1967年と2022年のふたつの時代を対比させることにより「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立った。

日の丸~寺山修司40年目の挑発~の監督

原題
公式サイト
https://hinomaru-movie.com/
製作年
2022年
製作国
日本
上映時間
86分
ジャンル
ドキュメンタリー

『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.2
2月3本目の試写会は、ドキュメンタリー映画『日の丸 寺山修司40年目の挑発』。

タイトルと予告編の印象から、日の丸に関するイデオロギーを問うような作品だと思って見に行ったのだが、いろんな面で予想を裏切られた。

「日の丸の赤は何を意味していますか?」

モノクロの画面の中で、無表情な若い女性が街頭で道行く人に唐突にインタビューする。

何だ、これは?

不躾にも感じるこのインタビューは1967年に当時の寺山修司が企画してTBSが制作したドキュメンタリー番組だと言うのだ。

この番組は放送後、抗議が殺到し、閣議(決定?)で偏向番組、日の丸への侮辱とされ、その後、寺山はテレビを離れ演劇へと進んだと言う。

本作の若き監督「佐井大紀」は、この「日の丸」に対する同じ問いかけを今の時代で行って、67年と2022年で対比させたらどうなるだろうと本作を企画した。

「あなたは国と家族、どちらが大切ですか?」

「あなたは日の丸を誇りに思いますか?」
「『君が代』も誇りに思いますか?」

寺山の質問には、左翼的な思想も垣間見れるが、意外にもこの映画は右にも左にも偏らない。政治的なものを扱ったドキュメンタリーには往々にして制作者のイデオロギーが反映されたりするものだが、佐井監督はあえてこの作品を政治的なものにはせず、右翼的な、もしくは左翼的な人ではなく、街で出会った普通の若者たちに「日の丸」への質問をぶつけていく。

おもしろい試みではあるが、ゴールを想定して作り始めた作品ではないので、インタビューを続けるうちに、生き物のようにテーマが広がっていく。

「あなたに外国人の友達はいますか?」
「もし戦争になったらその人と戦えますか?」

この質問から「外国人」とは何だろう(?)という問いかけが生まれ、マジョリティとマイノリティ、アイヌと沖縄人へと広がり、『ウルトラセブン』の「ノンマルトの使者」まで登場する。

67年の寺山修司を知る人々、当時そのドキュメンタリー番組に携わった人々へのインタビューから、ついには寺山修司の脳内にまで話は及ぶ。

87分という作品の中で手を広げすぎた感はあるが、若いプロデューサーがこういう企画に果敢に挑戦したことには意義がある。

「あなたにとって日の丸とは何ですか?」

私の答えは「誇りに思いたいのに、素直に誇れないもの」だ。
ワンコ

ワンコの感想・評価

3.8
【自らをして創り出す】

1967年当時、なぜ、このインタビューで構成された番組に抗議が殺到し、閣議でも問題視されたのか意味が分からない。

当時からウヨの行動パターンは同じだったのだろうか。ノー進化だ。

日の丸については、作品の中で紹介される広辞苑の記述で十分なような気がするが、厳密に言うと、憲法にはそんな規定はない。

残りの質問のうち、「誇りに思うか」については、寺山修司が言っているように「自らして創り出す」ものの一つであると同時に、日本の国旗として誇りに思うかは、基本的には日本を誇りに思えるかという話と結構イコールな気がして、時代によっても変わるだろうし、旧統一教会と結託していた安倍晋三や安倍派と呼ばれるコスプレ保守の連中を見ていると、現在は、どうも誇りに思えるなんて口が裂けても言えない気になる。
そう、実は、あいまいな感情のような気がする。

ただ、日の丸が我が国の国旗として扱われていることは間違いないわけで、この国旗が誇りと思えるような国家であってほしいと願うのだが、やはり、低能バカのコスプレ保守の多様性を排除するような連中が早く消失することが手っ取り早いと個人的には感じる。
先般、大阪地裁が、同性愛で母国で迫害されたウガンダ人女性の難民認定を巡る裁判で、この人の難民認定を認めるよう命じる判決を言い渡したのだが、僕はこれを非常に良いことだと思う。コスプレ保守やウヨは発狂寸前かもしれないけど笑

まあ、つまり「自らをして創り出す」のだ。

あと、日の丸の国旗をどこに掲げると美しいかということについては、このシンプルでコントラストのきれいな国旗は、他の国旗と並んだ時に非常に映えるので、国連の脇や、多くの国が参加するスポーツイベントなどで他の国旗と並んで掲げられると映えて美しいと思う。いわゆる「映(ば)え」だ。

一つの国旗として色彩やデザインだけで考えたら、ユニオンジャックや、スターズアンドストライプス、トリコロールや、トリコローレ・イタリアーノの方がかっこいいと思うけど、他の国旗と並んでてもシンプルさとコントラストが故に非常に目立って映えて見えることはとても良い国旗ということだ。

だから、この国旗が多様性のなかで映えるように、日本の国も多様性のなかで誇りに思える国であってほしいと願う。

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