このレビューはネタバレを含みます
この人はどこまでも果てしない引き出しを抱えながら残りの人生を見つめてるんだなと思うと、勝手に悔しさや悲しみが湧いてしまった。本当に自分の、この先大したことも成さなければ、人の役に立つこともないであろうこの寿命を、全てこの人に捧げる方法はないんだろうか。宮崎駿をいつか失う日が来ることが耐え難くなる作品だった。だってこんなもんじゃないでしょう。もっとやばい作品がいくらでも作れる人だ…生きて…もっとください…
作品としては前半があまりにも好きすぎて後半はちょっと眠気があったりなかったり。もうちょっとなつこのことを教えてくれたらなあ。あと何回か見ないと内容は理解(というより勝手な解釈)に至らなさそうです。
