このレビューはネタバレを含みます
難解との評判が多かったですが、大まかなストーリー自体はわかりやすかったので一安心です。細かい表現の意味とかは自分にはさっぱりでしたが。
主人公が迷い込んだ世界は、キリコさんによると死者の世界ということでしたが、これから生まれる命であるワラワラたちや、やけに知能が発展したインコの文明があったりとあり得る未来みたいなものも包含した世界のようにも思えました。輪廻転生的な世界観が反映されているのかもしれませんね。
水浸しの世界はポニョのようであり、ワラワラはもののけ姫のこだまのようで、様々なジブリ作品が溶け込んでいるように見え、どことなく懐かしさも感じました。
ところで中盤の墓はなんだったのか…。