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アクアマン/失われた王国のネピネピのネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

DCEU最後の作品。名残惜しいですね。

前作で戦う仲だった弟、オームとダッグを組んで頑張ります。砂の牢獄で脱水寸前でしたが、波を被って元通り!スポンジみたいな便利な体です。破天荒で陽気な王と、真面目で実直だけど王になれなかった弟の腐れ縁的な関係性が最高ですね。マーベルのソー&ロキを見てるような。

個人的にはアクアマンといえば、金髪碧眼に凛々しいスマートな印象なので、弟の方がアクアマン役としてしっくりきてしまうのがややこしいところ。

敵は7つの海の最後の一つ、失われた王国:ネクラスの国王でありアトラン王の弟でもあるコーダックスさん。ヒーローものはよく兄弟喧嘩が起こりがちですね。ブラックマンタも続投ですが、都合よく転がっていたブラックトライデントに触れてしまい傀儡のような扱いに。どうしてもメインヴィランになれない可哀想な方です。アクアマンと対峙する動機はわりかしある方なのですが…。

家族と共に環境問題も大きなテーマの一つ。前作で散々環境問題のことをやいやい言っていたのは既に通ってきた道だったからですかね。経験者の言葉は重いですね。今回は人類が考えなければなりません。

7つの王国、半分近く文明崩壊してませんか…。地上人よりも存続が心配です。
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