君たちはどう生きるかのやっぱり映画が好きのネタバレレビュー・内容・結末

事前情報一切無しで鑑賞、大画面で観て良かった…というのは映画館で観るという緊張感が無いと、なかなか最後まで一気に観るというのが難しい程長時間、緩急の無さが辛かった😅

言いたいことは分かりづらかったけど、あぁこれは監督の幼少期と頭の中を具現化した内容なんだなと鑑賞後に思った。
悪く言えば支離滅裂な夢の内容を映像化した感じで、それが超難解と言われる理由かもしれない。

過去作品のオマージュが随所に見られてそれを見つけるが楽しかったかな。
「未来少年コナン」が始まるのを楽しみにTVの前で待っていた世代としては、コナンとラナが手を繋いで駆けていくような所謂コナン走りを彷彿とさせるようなシーンがあり懐かしかった。

ラスト、唐突に主人公のこれからが今始まろうとした所で終わるわけだが、それは題名の『君たちはどう生きるか』に繋がるわけで、昔と現在では生きづらさの状況や感覚が違うだろうけど、君たちは君たちなりに足を地に着けて前へ歩いて行きなさいというようなメッセージにも感じた。

米津玄師の歌が沁み渡ったエンドロールでした。