冴羽獠を演じている時の鈴木亮平が一番役者として輝いている。
自身もそうとう好きみたいで、舞台挨拶のコメントを聞くかぎり、はやくもpart2の制作に乗り気みたい。
このクオリティならどんどんシリーズを重ねていってほしい。
とにかくこの作品は鈴木亮平がすごい。
冴羽獠のカッコ良さをすべて分かって演じている。
キメ顔もギャグ顔もどちらも良い。
肉体も良い。全裸になっても嫌な感じがしない奇跡の肉体美。
そしてその所作、特に銃を扱いが良い。
アクションも冴羽獠の類稀なるセンスが炸裂してて見応え充分。
驚くべきことに、声もアニメ版の、あの神谷明氏に似ている。
すごい！
この冴羽獠に文句がある人はいないだろう。
今の新宿を描くということで、トー横が出てきたりするのはいいんだけど、原作へのこだわりからか、香のビジュアルだけ少し浮いてしまっていたのが、どうにかならんもんだったのか。
そこまで作品としての足を引っ張るものではないが。
むしろ森田望智の感情的な部分の演技はすごく良かった。
今回、主役の鈴木亮平はスゴすぎたけど、主要キャストはみんな良かった。
槇村役の安藤政信も、サイコキラーな役以外もこんなにハマるんだと思った。
木村文乃の色気も特別感があっていい。
キャストでいうと、
橋爪功さんとか迫田孝也さんはまたこんな役かよ、という感じ。
森田望智、木村文乃、華村あすか、水崎綾女、片山萌美、出てくる女性、みんな顔の系統が似てるのはなぜ？
あと新宿という街を映すのって、結構難しいよな、と思った。
