papanda

スイッチ 人生最高の贈り物のpapandaのレビュー・感想・評価

3.9
大まかな粗筋だけで見たのだが、まさにクリスマス・ファンタジー映画。誰でも自分の人生のあそこで別の人生を選んでいたら今頃どうなっているだろうか、なんて考えることはあると思う。僕も人生の終着が見えてきているので特にそう思う。この映画みたいに何もかもハッピーにいくとは思えないが、これまで味わったことのない喜びや悲しみを体験するかもしれないと思うとちょっとワクワクする。でもきっと、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」のお志乃さんの言葉のように、「人生に後悔はつきもの。ああしておけばよかったという後悔と、どうしてあんなことをしてしまったのだろうという後悔と」ってなるんだろうな。あの鼻持ちならない似非大スターがあんなにいい人になるなんてできすぎだけど、「クリスマス・キャロル」みたいだからいいか。
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