『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフにあたる『岸辺露伴は動かない』のドラマシリーズを映画化した作品なんですが、一応自分はTVドラマ版の方も全部観ていたので、そこそこ楽しめました。
ただ、これは配信で観たせいもあると思うんですが、正直映画というよりも、どちらかといえばちょっと長めのTVSPを観ているような感覚で観てました。
若干中弛みを感じた部分はあったんですが、TV版に引き続き安定のクオリティでしたし、ストーリーも思いっきりミステリー濃度高めでした。
最近映画館で観た某映画に比べて、こっちの方がよっぽどミステリーサスペンスしてたまであります。
俳優陣も、すっかりお馴染みとなっている高橋一生さん演じる露伴と飯豊まりえさん演じる編集者のコンビは勿論のこと、個人的には作中で妖しいオーラを放っていた木村文乃さんも良かったです。
タイトルにもなっているように、ルーヴル美術館が主な舞台になっていたからなのか、なんとなくパリに行きたくなるような作品でした。