ケヴィン・スミス監督作品の中で唯一観れてなかった作品。
iTunesで買えるっていうのを知って早速レンタルした。
ケヴィン・スミスの初期作（デビュー作「クラークス」〜「ドグマ」の4作品くらいまで）は手放しで大好きやねんけど、
「ジェイ&サイレント・ボブ／帝国への逆襲」からただのファンムービー化してきて辟易としてた。
その点、今回の映画は、
何も成し遂げることなくおっさん化してしまったあの頃の若者たちの日常をコミカルかつビターに活写してて、
単なるファンムービー的なお祭り映画に終始してないところは好感が持てる。
30代になっても、相変わらずなダンテの優柔不断ぶりとランダルの傍若無人ぶりにはイライラさせられるけど、
同時に年ばかり重ねても全然成長出来てない自分を見てるようでもあった。
