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ダムゼル/運命を拓きし者の一人旅のレビュー・感想・評価

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)
3.0
フアン・カルロス・フレスナディージョ監督作。

ミリー・ボビー・ブラウンが主演を務めたNetflixオリジナル映画最新作で、ドラゴンの巣穴に落とされたヒロインの戦いを描きます。

結婚相手の一族に騙され、獰猛なドラゴンが棲む洞窟に生贄として放り込まれたヒロイン:エロディの戦いを描いた“中世ファンタジーサバイバルアクション”で、人間を憎悪するドラゴンの脅威に晒されたヒロインのサバイバルと逆襲のゆくえをノンストップで活写していきます。

迷路のように入り組んだ薄暗い巨大洞窟におけるヒロインvsドラゴンの命懸けのかくれんぼ&異種バトルをスリリングに描いたアクションファンタジーで、火を吹く獰猛な雌ドラゴンに対して、結婚衣装を脱ぎ捨て満身創痍で生存を図るヒロインの苛烈な戦いのゆくえを活写します。ドラゴンが人間の言葉を話すため、ヒロインとの間で一定のコミュニケーションを取れるシチュエーションとなっていて、ドラゴンとの戦いの過程でドラゴンの身に起きた悲劇や総ての元凶である人間の嘘と本性が明らかにされていきます。

主演のミリー・ボビー・ブラウンがドラゴンに対峙するヒロインをタフに力演していますし、名女優ロビン・ライトもヒロインを陥れる卑劣な女王を冷淡に演じています。
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