Adele

ペイン・ハスラーズのAdeleのレビュー・感想・評価

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)
3.8
This is America.

アメリカのオピオイド危機の話は聞いたことあったけど、本作を通じてそのヤバさを実感した。
人命に関わる業界が行き過ぎた成果主義と結びつく怖さ。
頭痛でもガン患者用の薬を処方してもらえる、クレイジーすぎる世界線。
合言葉は「痛みは痛み」(苦笑)

初めからコンプラ踏み倒しまくりで、そこが前半は痛快ですらあるけど、ある時点でタガが外れたところからの不穏さ。
組織に逆らって自分のモラルを発動させるのってホントむずい。

キャストに関しては、クリス・エヴァンズのクソ野郎感がいいし、エミリー・ブラントがヤンママから変貌していく様も良かった。(あのスーツ着られる身体、羨ましすぎる)
アンディ・ガルシアは今までのセクシーさを封印して完全おじいちゃんだったけど。(いい意味で)
ポップコーンタワーのママのキャラ良かった。
Adele

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