りゅうしゅう

マエストロ:その音楽と愛とのりゅうしゅうのレビュー・感想・評価

3.8
指揮者のバ−ンスタインに興味があって観たが、音楽というより人生の愛の物語だった。
 とはいってもオ−ケストラの演奏シ−ンは素晴らしく、指揮をしている姿はまさにバ−ンスタインだった。相当研究して撮影したのがよく分かる。(日本のドラマでの指揮者役が子ども騙しに見えてしまう)
また奥さん役のキャリー・マリガンの演技が素晴らしい。
彼女はどの映画でも存在感があるのだが、今回も更に輪をかけて凄すぎる。
あの終盤の目の動き等、その人が乗り移っている感じ。とても演技とは思えない。

スキャンダラスな一面は今まで知らなかったが、ブラッドリー・クーパーとキャリー2人でまさに紡ぎあげていったような映画だった。