最初は正直どういう話かあまり入り込めずに観ていたけど、
ある1組の夫婦の愛憎の物語として観たらするっと自分の中に入ってきた。
黙認してるとはいえデリカシーねえな、と思うバーンスタインの行動と、それを埋め尽くしてしまうほどの人間的魅力と才能に、妻であるフェリシアの自分はどうすれば…という複雑な感情を抱えきれなくなる姿は痛々しいものがあった。
正直共感も理解もできないけど、
結局深い関係性を築いた間柄っていうのは第三者から見ると歪で理解できないものになるのは当たり前なのかな、と思った。
主演のブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンの演技バトルがとにかく見応え満載。
2人がお互いのことを見たり、話してるショットは全て見どころ。
