子どもができるかもしれないとなったときに、自身の生い立ちや性質を考えると不安になり、責任から逃れてしまいたくなる葛藤と、立場を受け入れる覚悟がテーマ。
いや本当に子ども向け?
ジンジャークッキーが殺>>続きを読む
名作に相応しい重厚な語り口で、映画の世界に没入できる大迫力の映像と、
政治と使命に振り回される主人公ロレンスの心理の移り変わりにとにかく大満足。
とはいえ3時間40分はかなり長くて、最後の1時間はちょ>>続きを読む
炭鉱に謎の巨大な虫が現れて人を襲う、怪奇ホラー的な前半が意外とおもしろかった。
ラドンが出てくる後半は特撮がとにかくすごい。
阿蘇山が噴火したときに流れ出てくる溶岩どうしてるのかと思って調べたら鉄溶か>>続きを読む
学生時代仲良かったけど今はもう疎遠で、多分もう会うことない人のこと思い出して懐かしい気持ちと時間って気づくとめちゃくちゃ経ってるもんだなあ、と当たり前のことを思って切なくなった。
キャスト全員良かっ>>続きを読む
遠藤雄弥演じる辰巳、ここ最近観た映画で1番かっこよかった。
暴力的な世界観とは裏腹に、
些細なセリフやアイテムが最後まで意味を持っていたり、すごく丁寧な作りになってるのがよかった。
エンジンがかかり>>続きを読む
アカデミー賞の授賞式でこのドキュメンタリーの監督が、「本当はこの映画が作られないような世界ならよかった」と言ってて、その時はまあそうだよなあ、と頭では理解していたけど、
実際に観てみたら本当に心の底か>>続きを読む
ドキュメンタリーとかでちょっとだけ予習して鑑賞。
登場人物も結構多いし、赤狩り関連の話とか全くの予習0だとちょっとキツかったかも。
オッペンハイマーという人物の心理の揺らぎと罰に主題を置いていて、>>続きを読む
実話をベースにした伝記映画というよりは、ドキュメンタリー+再現ドラマ、という感じで、正直ちょっと観にくかった。
超絶天才なのに気さくで優しい素朴な人、みたいなイメージが勝手にあったし、あながち的はず>>続きを読む
濃い原作ファンがどう感じるかはわからないけど、
ざっくりしたあらすじと、子どもの頃にアニメを何話か観たことある程度の自分からしたら「冴羽遼が存在してる…!」てなるぐらい鈴木亮平演じる冴羽遼のクオリティ>>続きを読む
めっちゃおもしろかった!
アクションシーン全体的にかっこいいし、ストーリーも定番ではあるけど細かいところでお約束を外してくる感じも良かった。
ワニの伏線回収がすごい変なタイミングだったり。
野生に放>>続きを読む
心に残るセリフがめちゃくちゃ多かった。
特に終盤はもうアーサーのことばかり考えてしまった。
あんなシチュエーション自分には耐えられない。
ノラとヘソンが着ている服の色が、
ヘソンはずっと青色なのに対>>続きを読む
プロレス界の「呪われた一族」フォンエリック・ファミリーの実話を基にした物語。
まあ少なくともこの映画の描かれ方的には呪いっていうか明確にこいつのせいやろ…ていうのはある。
顛末がわかってる分、最初の>>続きを読む
日本で実際に今起きてるドメスティックな社会問題を描きながら、アイデンティティを巡る普遍的な物語にもなっていて見応えがあった。
自分の人生は自分だけのもの、って言うのは簡単だけど、
そう割り切るには人>>続きを読む
テレビ版はすべて視聴済。
RoOTへの復習がてら鑑賞。
テレビ版観てない人には登場人物多いわ、駆け足すぎるわでよくわからないだろうし、観た人にとっては最後が…という感じ。
ま〜〜最後は要らんかったか>>続きを読む
過去シリーズと比べるとキャッキャ度合いがちょっと高めだった気がする。
でも誰かを指導すること、組織の全体をコントロールすることの難しさみたいなものが描かれてるのはこのシリーズらしさ。
実力が追いついて>>続きを読む
スピオフとはいえ『リズと青い鳥』観てるかどうかでだいぶ印象変わりそう。
大体同時期の物語っていうのもあるけど、
テーマもかなり近いものがあるし、
クライマックスの演奏や細かい演出が色んな意味を含んでる>>続きを読む
15年勤めた会社から選別に5ポンドにしかならない金時計を餞別に渡されたら確かに何もかもどうでもよくなりそう。
急に出てきて結構なキーになる人物であるハンバーガーショップのおじさんが、
哀愁あるし覚悟>>続きを読む
IMAXで鑑賞。
一作目が正直期待値ほどは合わなかったけど、
見直して臨んだら今回はめちゃくちゃおもしろかった!
固有名詞とか登場人物、世界設定が頭に入ってたのも大きいかも。
ポールが救世主として、>>続きを読む
テレビ版と少し等身が変わっていて、絵のタッチも淡いから一見わかりにくいけど『響け!ユーフォニアム』のスピンオフ。
テレビ版よりスポ根的な部分は薄めだけど、残酷なほど才能を巡る物語。
全然物腰柔らかい>>続きを読む
現時点ではクロエ・ジャオの作品で1番好き。
過去の映像やロデオのシーンを観ててどう撮ってるんだろう、と思ってたらエンドロールを観てびっくり。
ほとんどドキュメンタリー的な作品っていうことなのね。
中>>続きを読む
次の日満員電車になるのがほんのり怖くなる映画。
まさかあのおじさんが宿敵みたいになるとは…
理性のないゾンビではなくて、自分の中の凶暴性や衝動が増幅されて抑えられなくなる、ていう設定のせいで、他のゾ>>続きを読む
そんなボッコボコに言われるほどか?とは思うけど、単調でちょっと退屈だな、とも思ってしまった。
なんかさすがに続編ありきすぎてモヤッとするし。
ただキャスト陣の華がすごいし、
予知して敵から逃げまくる>>続きを読む
序盤は風変わりな女の子の日常、的な話なのかな?と思ったら、
思春期と、普遍的な親子についての映画だった。
とにかく台詞という台詞が一々良い。
注意深く見ているということは愛してるということ。
母親>>続きを読む
1以上にぶっ飛んだ続編。
悪ふざけが過ぎる…ていうところもあるけど全体的には楽しめた。
コウモリ型グレムリンがバットマンのマーク型に壁を割って外に行った上に最終的にガーゴイルになるのアホすぎて好き。>>続きを読む
めっちゃおもしろいドキュメンタリー。
癖の強いスター達をまとめ上げるライオネル・リッチーがとにかく大変そう。
でも兄貴肌でリーダーシップがあってかっこいい。
マイケルとスティーヴィー・ワンダーの天才>>続きを読む
本人のことは全く知らなかったし、主題的にもそこまで興味があった訳じゃないけど、意外と楽しめた!
偉人を描いた伝記というよりは、
『ダイアナ・ナイアド』という大きなプロジェクトを成功させるために苦心し>>続きを読む
正直楽しめるか不安だったけどめちゃくちゃおもしろかった!!
なんならもう一回観たいとすら思ってる自分にびっくりしてる…
まずタイトル出るまでが100万点で、
どういう映画になるんだ、ていうワクワク感>>続きを読む
ヴィジュアルが良すぎる。
アジアの雑多感と、ガチャガチャしたメカデザインの馴染みが良くて、そこに模造人間の違和感が合わさって独特な味わいがある。
紡績工場っぽいところでおばちゃんが話しながら模造人間作>>続きを読む
めっちゃおもしろかった。
普通にコメディとしても笑えるし、多様性を認めよう、と言っておいて結局世間一般的なイメージに沿った物語を求めようとする歪な現代の風潮への皮肉としても痛烈。
特に文学賞を選ぶ場面>>続きを読む
個人的にピクサーはパーソナルなテーマをとんでもない天才達が計算し尽くしてエンタメとして表現してる、ていうイメージだったけど、今作は特にそれを強く感じた。
ちょっと無機質なぐらいよくできてるけど、その根>>続きを読む
阪神淡路大震災をテーマにした作品。
途中のボランティアの描写とかを見ると一部ドキュメンタリー的な撮り方がされてるのかな?
そう考えると1995年の震災当時と、2010年当時の神戸の街並みを2024年の>>続きを読む
主観というものの曖昧さとそれに縋って生きるしかない苦しさを感じた。
客観的事実を積み立てていくしかない、裁判って大変だ…全部曝け出させられるし…
ミステリ的なカタルシスは全く無いのでそこを楽しみにす>>続きを読む
ドラマティックになりすぎず、割と淡々と進んでいくのが良かった。
病気や生まれ持った体質で苦しんでる人のことを完全に理解することはできなくても、自分の持ってる苦しみとちょっとだけ照らし合わせることで見え>>続きを読む
めっちゃくちゃおもしろかった!!
エンタメ性という意味では『ソナチネ』と『アウトレイジ』のちょうど間ぐらいに感じた。これぐらいのバランスが好きかも。
北野映画ちょこちょこ観てきて、ずっとホモソーシャ>>続きを読む
原作大好きなので観るの悩んでたけど、座組が良すぎるので鑑賞。
おもしろかった!こんなに紅が縦軸なるとは…
一本の映画にすることで、原作の持つテーマ性をより際立たせていたり、
音が使えるメディアになっ>>続きを読む
映像表現とアニメーションはもうめちゃくちゃ最高。
特にイタチ関連のシーンと序盤の空中戦好きすぎる。
地味に沢田、鈴木の若者2人の心理描写が繊細で興味深かった。
『ピンポン』のペコをもっと幼くしたみ>>続きを読む