ここ半年ほど韓国ドラマの世界にどっぷり浸かっている。そこでは主人公の家族から脇役に至るまで、様々なエピソードが披露され、その人となりを輝かしてくれるのであるが、時間制限のある映画の中ではそうはいかない。
本作は、説明的な描写を排しても演技やカメラワーク（路上の水たまりに映る景色とか）だけで、ドラマは充分成立するし、さらに観る側の想像力をかきたてて、より物語を豊かすることができる、ってことを教えてくれる。
ニューヨークにやって来たヘソンの姿が初々しくて、かわいかった。そしてニューヨークに行きたくなった！
