あさ

パスト ライブス/再会のあさのレビュー・感想・評価

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)
3.2
ノラの夫が寛大だ〜。※要所要所寝た

韓国も家父長制…ホンマにただの呪いと思いますけどこれ。進んでいくノラと結婚に踏み切れないヘソン。対比的なふたり。二人の運命はタイミングときっかけで枝分かれしてしまったかもしれないけれど、その呪いに縛られたままであるか否かが大きな分岐点であったと思うのよ。ヘソンが描いていた「あったかもしれない人生」はとても、Korean Koreanだったと思うし、全然Japanese Japaneseでもある。キャッチコピーが「世界中が共感し」というなら私は家父長制の呪いにだけ共感できたかもしれぬ。しかし、「あなたに韓国は狭すぎる」と言いつつも両者未練タラタラなの苦しいな。でも絶対これでよかったよ。いやでもなんか、これが…評価されてるの…人類ってやはり…おろか…愚かである。

後から話してて出てきたけど、ほんまにノラって一回しか成績でヘソンに負けてないのに、ヘソンの中ではずっと「12歳の"泣き虫な"女の子」のままで、どうしてもキショ…あ…。
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