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Haulout(原題)
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『Haulout(原題)』に投稿された感想・評価

kkbbrk

kkbbrkの感想・評価

3.7
『Haulout』(2022)
原題:Haulout

アカデミー賞 短編ドキュメンタリー賞 ノミネート作品。

haul outはセイウチが海岸や氷上でゆったりとお休みする休憩の場所のことを指すそうです(鳥羽水族館ソース)

それにしても凄い量のセイウチ。これはちょっと怖いかも。牙が大きいし。なんかずっと唸ってるし。夜も。

10万匹も多い時はhaul outするということでセイウチ同士で暴走したりすると死んでしまう。その数は2020年で最高に達して600にも及ぶとか。その死亡数も含めて観測する大切な仕事。

2023-97
みりお

みりおの感想・評価

4.5
これこそドキュメンタリー。素晴らしい。

序盤は何の説明もなく、ただ凍てつく海を見つめる男の姿があるから、何を伝えたい作品なのかわからない。
ただ作品が進んでいくと、タイトルの意味がわかる瞬間が来る。その時の衝撃たるや…

海にはひとかけらの氷もなく、体を休めるには狭い海岸に押し寄せるしかないセイウチたち。
足の踏み場なんて全くないほど、そして果てが見えないほどにひしめき合い、当然圧死が至るところで起こる。
僅かなスペースを求めてセイウチ同士が牙を向け合い、小さな小さな赤ちゃんが苦しそうにもがく様子はもう観ていられない。
机上の空論や、日々報道されるニュースで、「温暖化が進み、海の生物の大量死を招いている」ということは知っている。
ただそれを映像で観ると、あまりのむごさに脳が情報を処理しきれない。

字面や数では理解しきれない、あまりにむごたらしい現実。
それをありのままに伝えてくれるドキュメンタリー作品の価値を、この作品は感じさせてくれた。
 朝起きて小屋の外を見ると"大量"なんてレベルじゃないセイウチがひしめいているという超衝撃映像。

 画のインパクトと映像構成で問題を"説明"ではなく"体験"させる、これが優れたドキュメンタリーだと示しきる作品。

 これを観て衝撃を食らった人々は、セイウチ達や、地球のために何ができるかな…。

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