このレビューはネタバレを含みます
緊迫の脱出劇・救出劇で、2時間ずっとハラハラドキドキしながら見れた。戦場のシーンもかなりリアルで、登場人物たちが窮地に陥って行く様子が緊張感を伴って伝わってきた。
タリバンからの逃走の過酷さが、セリフのほとんどないシーンからひしひし伝わったし、ジョンがアーメッドに対して良心の呵責に苛まれる様子も、長すぎるようにも感じられるフラッシュバックの演出によってかなり切実に感じられた。ジェイクギレンホールがブチギレる演技も久しぶりに見れて、とても満足。
9.11のあと、アメリカがどのようにタリバンと戦ったのかも、その時の通訳者たちが置かれていた状況などもほとんど知らなかったのでとても勉強になったし、エンタメとして面白いだけでなく、そういう意味でも意義のある映画だと思う。