このレビューはネタバレを含みます
パニック障害やPMSの発作や苦しみをグサグサ突き付けるのではなく、そんな障害を持っても何気ない日常を送れることにフォーカスしていた印象。そして何気ない日常を違和感なく見られる演技と映像が凄かった。散髪シーンは思わず笑いさえした。
生きやすさの観点では、栗田科学のように、ひとに配慮ができる優しい人たちに囲まれた職場ならパニック障害でもPMSでも安心して働けるだろうと思った。そういう人たちとの繋がりは本当に大切だと思う。
障害を知らない人からすると、急にキレられると腹立つ人が大半だと思う。だからこそ障害の症状や苦しさを知ることは大事。また突然キレられた場面を切り取って人を非難しない、普段から人をしっかり見ることが重要だと感じる。
