このレビューはネタバレを含みます
PMS(私の場合はPMDD)の気持ちもパニック障害の気持ちも分かる私にはとても刺さった。
自分の体が思い通りにならない感覚、とても怖いし悲しいし辛い。
大多数の人にはない障害を理解しようとしてくれる人や、寄り添ってくれる人がいるのはとても心強い。
全世界の何かしらの障害などで悩んでいる人みんなに、そういう存在がいたらいいなと思った。
ベルリン映画祭のダイジェストで三宅監督が仰っていたように、安易に2人が結ばれずに、それぞれの未来を歩めていたのがまた良い。
こんなに穏やかな気持ちになれたのは久しぶりかもしれない。いろいろな人に優しくできそうな今のこの状態を忘れたくない。
また観たい映画。