ヘンリークリンクル

私がやりましたのヘンリークリンクルのレビュー・感想・評価

私がやりました(2023年製作の映画)
3.5
フランス産の上質なブラックコメディー

新人女優マドレーヌは有名プロデューサーの殺人の容疑をかけられる。全く冤罪なのだが、
同居する親友の弁護士ポーリーヌと共謀して、悲劇のヒロインからスターへの道を構想するのです。
「自分の身を守るために撃った」と嘘の自供し、ポーリーヌと共に法廷へ。見事に裁判官や大衆の心をつかみ取り、同時に無罪も掴み取る(だってそもそも無罪だしw)
そして構想通りに悲劇のヒロインとしてスターのへと駆け上がっていく。
ところが、順風満帆の2人の前に現れたのはベテランオバハン女優。そう彼女こそプロデューサー殺しの真犯人だったのであります。


「嘘から出た誠」的であり、「瓢箪から駒」的な。