これ系の映画好きすぎるんだよな〜。雰囲気だけで楽しんでるからあまり考察はできない。
変わることと変わらないこと、そのどちらも肯定している映画だと思う。変化のない毎日を楽しみながら、そこに飛び込んできた姪を歓迎したりする。かと思えば自ら手放したり。
過度なルーティンワーク的な表現は、そこに現れた些細な変化を強調するから面白い。
ただし、巻き起こっている批判も理解できる。彼の住まうボロ屋と渋谷のあまりに綺麗でデザイン的な公衆トイレ。彼の生活を私個人が肯定することは私の自由だが、それを行政が(この映画は渋谷区協賛だった気がする)、社会が肯定することは“責任の放棄”であるとも感じる。