やっぱり良かった
上手いのが最初に観客と花子が一緒に観たヤバ爺の話を助監督が「あり得ない」と断罪することで、この後起こる展開に説得力を持たせていた(そのシーンが無ければ詐欺師が大声でイキり散らかすシーンとか観てられなかった)
とはいえ凄く説得力があるのは演者全員の演技が凄いから
窪田正孝の最初のシーンと最後のシーン全然見た目違うのに何故かそれがグッときてしまう(カメラを克服したからと解釈してる)
停電のシーンは2度あったけどちらも誰も見てない故に本音が溢れているのがとても良かったし、そこで本当に家族が1つになったことを感じたから父(佐藤浩一)はブレーカーを上げられなかったのだと思う
花子は映画を撮りたかったのではなく、何となく嘘くさかった本当の家族の姿をカメラを通して探してたんだろうな