きゃをり

愛にイナズマのきゃをりのネタバレレビュー・内容・結末

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

余韻がはんぱない…
私は圧倒的に花子の立場で生きてきた。学生時代は、全てがもどかしくてどうにかしようとして、また末っ子が駄々こねてるわぐらいにしか思われなくて、その話触れなくてよくね?って、せっかく楽しくしてたのにまたそういう事言うの?って、何で?…なんで???みんなは気にならないの?いつなら聞いていいの?何でみんな私にだけ教えてくれないの?
そうやって教えてくれない日々が続いて、いつの間にか私の中では、家族なんてどうでも良くなってた。でも違った、何も分かってなかったんだよ私は。お兄ちゃんお姉ちゃんがあの時教えてくれなかったのは未成年の私の為だったし、お母さんの苦労なんて何も知らなかった。知りたい知りたいだけじゃ全然ダメだったんだ。私には覚悟が無かった。覚悟があってもそれを周りに伝える能が無かった。あの時ああしてたらっていう後悔はもう遅い。私が今すべきことは、家族なんてあんなもんだけど、いや、結果として花子の家族は最高なんだけど、私だけはいつまでも正直なままで居たいと思う。
…なんてな!!!!!!!!!!