CORO3

グランツーリスモのCORO3のネタバレレビュー・内容・結末

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場で鑑賞。
グランツーリスモは、PS1で見たときに衝撃だったゲーム。オープニングムービーとともに流れるT-SQUAREの「Moon Over The Castle」が、めちゃくちゃカッコイイのよね。今思うとハチャメチャな挙動なんだけど、楽しかった。
その後、GT3までは遊んだのだが、ゲームハードを買い替えなかったので途切れていた。

この映画が、実話ベースであることと、監督がニール・ブロムカンプということで、劇場で観てみることに。
フォードvsフェラーリのようにIMAX案件と思われたが、上映時間が合わず断念。通常上映で我慢。

実話ベースというのは、GTアカデミーというGTのトップレベルレーサーが、実車でレースに出るという夢で終わりそうな無茶企画。
それだけGTがゲームじゃなく、シミュレータとして実車に近づいたんだというアピールも兼ねて。

GTは最新の7っぽいね。
ヤンは、GTアカデミーの選抜レースに招待され、見事優勝。GTアカデミーに招集される。

ここで実車の35GT-R nismoを使って実車でのレースを経験していくのだが、スポ根ww

ブレーキが効かなかった、フェードだというヤン。チーフ・エンジニアのジャックは、嘘つくな!と一蹴。でも、本当にブレーキがフェードしてた。ってエンジニアだろ?フェードしているかどうかまず確かめろよw
その答えも、俺は何十時間もGTでセッティングしてきた!って…

なんとかGTアカデミーで1位になったヤン。欧州選手権とやらで4位に入ってFIAライセンスをゲットせねばならないらしい。

初戦で4位に入りそうだったのに、後ろからこづかれてスピン!その後は入賞には程遠い。

ラストの1戦で4位に入るのはまぁ予定調和。

んで、日産のドライバーになるんだけど、ニュル北コースで強風に下から煽られて、マシンが宙を舞う大事故に合う。
ジャックにニュルに連れて来られて、すぐに立ち直るヤン。

最後の舞台はル・マン。ドライバーはヤンと共に競ったGTアカデミーのメンバーで構成する夢のチーム。
マシンはGT-Rじゃなくて、LMP1マシン!?いや、無理でしょww

トラブルも有りつつ、ル・マンで3位表彰台をゲットするムネアツ展開で終わる。

レーシングゲームみたいな順位表示や、ライン、ブレーキングポイントの表示も良くできており、面白くまとめられているなと思う反面、レースシーンが全くリアルではないのが残念。

レーシングラインを走らず、他の車を抜くときは、シフトダウンしてアクセル全開!って演出。萎えますよね。

ストレート、アクセル全開じゃないのか?シフトダウンしてオーバーレブさせるつもりか?しかも速度落ちて抜きようがないわと何度も思ってしまった…

早めのブレーキから、ラインクロスさせて抜くシーンはあったけど、そもそもブレーキング勝負してない、スリップ使ってない…

本当にモータースポーツが好きな人はあまり期待しないほうがいい。
また、エンジン音もそれほど良くなかったので、IMAXで観なくても良かったw

本当に熱いレース映画を観たければ、「フォードvsフェラーリ」や、「RUSH」を観たほうがいいね。

ブラピのF1映画、大丈夫だろうか…
ま、観ますけどね。

2023-045
CORO3

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