劇場で鑑賞。
グランツーリスモは、PS1で見たときに衝撃だったゲーム。オープニングムービーとともに流れるT-SQUAREの「Moon Over The Castle」が、めちゃくちゃカッコイイのよね。今思うとハチャメチャな挙動なんだけど、楽しかった。
その後、GT3までは遊んだのだが、ゲームハードを買い替えなかったので途切れていた。
この映画が、実話ベースであることと、監督がニール・ブロムカンプということで、劇場で観てみることに。
フォードvsフェラーリのようにIMAX案件と思われたが、上映時間が合わず断念。通常上映で我慢。
実話ベースというのは、GTアカデミーというGTのトップレベルレーサーが、実車でレースに出るという夢で終わりそうな無茶企画。
それだけGTがゲームじゃなく、シミュレータとして実車に近づいたんだというアピールも兼ねて。
GTは最新の7っぽいね。
ヤンは、GTアカデミーの選抜レースに招待され、見事優勝。GTアカデミーに招集される。
ここで実車の35GT-R nismoを使って実車でのレースを経験していくのだが、スポ根ww
ブレーキが効かなかった、フェードだというヤン。チーフ・エンジニアのジャックは、嘘つくな!と一蹴。でも、本当にブレーキがフェードしてた。ってエンジニアだろ?フェードしているかどうかまず確かめろよw
その答えも、俺は何十時間もGTでセッティングしてきた!って…
なんとかGTアカデミーで1位になったヤン。欧州選手権とやらで4位に入ってFIAライセンスをゲットせねばならないらしい。
初戦で4位に入りそうだったのに、後ろからこづかれてスピン!その後は入賞には程遠い。
ラストの1戦で4位に入るのはまぁ予定調和。
んで、日産のドライバーになるんだけど、ニュル北コースで強風に下から煽られて、マシンが宙を舞う大事故に合う。
ジャックにニュルに連れて来られて、すぐに立ち直るヤン。
最後の舞台はル・マン。ドライバーはヤンと共に競ったGTアカデミーのメンバーで構成する夢のチーム。
マシンはGT-Rじゃなくて、LMP1マシン!?いや、無理でしょww
トラブルも有りつつ、ル・マンで3位表彰台をゲットするムネアツ展開で終わる。
レーシングゲームみたいな順位表示や、ライン、ブレーキングポイントの表示も良くできており、面白くまとめられているなと思う反面、レースシーンが全くリアルではないのが残念。
レーシングラインを走らず、他の車を抜くときは、シフトダウンしてアクセル全開!って演出。萎えますよね。
ストレート、アクセル全開じゃないのか?シフトダウンしてオーバーレブさせるつもりか?しかも速度落ちて抜きようがないわと何度も思ってしまった…
早めのブレーキから、ラインクロスさせて抜くシーンはあったけど、そもそもブレーキング勝負してない、スリップ使ってない…
本当にモータースポーツが好きな人はあまり期待しないほうがいい。
また、エンジン音もそれほど良くなかったので、IMAXで観なくても良かったw
本当に熱いレース映画を観たければ、「フォードvsフェラーリ」や、「RUSH」を観たほうがいいね。
ブラピのF1映画、大丈夫だろうか…
ま、観ますけどね。
2023-045