ゆれる木

瞳をとじてのゆれる木のレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.0
ケアという言葉がキーワード化する時代における“老い”についての作品、perfect daysしかり、老人が主人公になり、しかしそれは同時に私たちの世代が主人公なりえないことでもあった。若い時が全てではないが、ベンダース、エリセといった彼らはいつだって主人公であり、ある種のムーブメントの中で私たち世代はいつまで経っても中心であることを奪われ続け、寧ろ映画・映像の誕生とその人生が世界史的な誕生と成長、老いの変遷と重なっており、世界こそがその人の人生を決定する

75年フランコ死去
90年民主化と失業率増加
2012年失業と右翼化
ゆれる木

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