このレビューはネタバレを含みます
こんな人にはなりたくない
こんな人生は送りたくない
と思える映画だった。
綿子の印象が最初から最後まで最悪。
一瞬も共感や理解ができなかった。
木村が車にはねられて倒れているのに
不倫発覚を恐れて救急車を呼ばずに
立ち去るなんて人として終わってる。
匿名でもいいから通報したら良かったのに。
それに、不倫発覚を恐れるということは
離婚したくないということだと思うけど
木村の命よりも文則との生活を選んだのは
疑問でしかなかった。
元妻と不倫していると知った時点で
私だったら速攻離婚してるからなぁ。
離婚したくない理由が謎すぎるのよ。
考えられるとしたら文則の経済力?
文則のお金で出かけたり食事できる
今の生活を手放したくなかったのかな。
終盤で妻子のいた文則と不倫の末に
結婚していたことが明らかになって
自分さえ良ければいい人なんだろうなと
ますます嫌悪感が増した。
木村も既婚者だということを考えると
誰かを傷つけている自覚がないんだろうな。
という感じで、綿子の性格が無理すぎて
こんな人が実在していたら怖いなと戦慄した。