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哀れなるものたちのKのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

見ていて顔をしかめてしまうことが何度もあったけど、思わず笑ってしまう場面も何度もあって、見終わった後は不思議な余韻が残った。
いろいろ気になることがあって答え合わせをしたいので他の方々のレビューや考察を読み漁ろうと思います。



以下感想。つれづれなるままに…

・見終わった時感じたのは、見ていて気持ちのよいものではなかったということ。臓器とか、血とか、セックスシーンとか出てくるし。

・不思議に近代的なのか古代的なのかわからない風景、服装もよくわからない、でも癖になる。ファンタジー要素もある。

・エマストーンの容姿が麗しい、いろんな男性を虜にしてしまうけど、麗しくない場合はどうなっていたのかなと考えてしまった。

・ゴッドがなくなるシーンは泣きそうだった。そこには確かな愛があったように思う。

・これは女性の自由意志と愛の話なのかな。男性に縛られ続ける人生を終わりにし、自分を尊重してくれる人と人生を共にする、という終わり方だった。

・最初と最後の絵、風景は何を表していたのだろう。

・放蕩者の人何かで見た気がするけど名前と作品が思い出せない、わたしは彼嫌いじゃないぜ

・パリでラビみたいな人がお客さんにいて、セリフなんて言ってたか忘れたけどsarcasticでおもろかった。

・あとcheese(cheers) to meet you のシーン、好き。

・フランス語は自然に習得したのか?どうやって理解できるようになったのか気になった。あとベラがロンドンから来たってわかったのはなぜ?アクセント?

・てっきり元夫にゴッドの脳みそを移植するのかな、とも思ったけど、そりゃあんな態度をとった人に、自分の生みの親の脳は入れたくないよね。

・ゴッドの父は息子を虐待していたのだろうけど、「メスを入れるときは慈愛を持って」ということは、息子のことは愛していたのかな。

・エマストーンのキレのあるダンスシーンが1番のお気に入り。自分の好きなように踊りたいのに、そうさせずにコントロールする男、という構図をよく表してると思った。

・あとなんか不協和音っぽいサウンドも気になった。やっぱりいろんな意味で癖になる映画。
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