サンダーさん

哀れなるものたちのサンダーさんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
ゴシック色のある寓話的物語。キャッチーでポップ。でも毒気もたっぷり。フェミニズムの視点もあると思うが、進化系と言えるのではないか。こんな羅列がチープに思える重厚で、美術、衣装、音楽の素晴らしさ。この世界がどれだけのクリエイティヴィティで作られているのか。時代劇だからこそできる様式美も感じるし、現代性も女性の性の強力さも感じる映画。すごいの一言。