山形国際ドキュメンタリー映画祭のインターナショナル部門大賞作品。
ドキュメンタリー映画だが、映画的な要素の強い作品。実はそこが少し鼻につく。カースト制度や学生運動の問題を表現する強い映像があるにもかかわらず、こういう構成にしている。
これは素材ありきなのか、、、
映画は世界に対抗しなければならない。そしてARTでもあり作品でもある。ただ現実をネタにしているのか。エンドクレジットの思わせぶりや長さに作者の奢りを感じてまた嫌な感じ。
インドの現状を憂いているより、作品のためにカーストと学生運動を利用した感もある。これが大賞なのか。ちょっと山形の映画祭もどうなのかな、と思う。それはバレてるでしょ。
作品に視点や作為は常にあるもの。個人的にちょっと合わなかったかもしれない。