哀れなるものたちののろのレビュー・感想・評価

身投げした女性に胎児の脳を移植して新しい人生をスタートさせるという、衝撃的な設定であるが、それによって、社会の良識や倫理を一旦無視して、人間の生き方や世の中について見つめ直すというのはなかなか面白い視点であった。

素晴らしい作品であるがかなりエネルギーを消耗した感じがする。個人的には、ひとりでレイトショーで観てじっくり余韻を噛み締めたい映画。