しろたん

哀れなるものたちのしろたんのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったよー!!!ファンタジーでもあり喜劇でもあり、大人のおとぎ話を見ているような感じだった!
映像も白黒とカラーが混同してて、世界観もキレイで、チャップリン風な感じもあって!!
そうやって、無知から本能で動き、知恵を得て、理性を持ち、繁栄して人間としてなりたっていくんだーって思った映画だった!!
主人公ベラが、無邪気な表情から、最終的には知識ある女性の顔や立ち振る舞いになって、すごい見いちゃったよー!!
若干、もう少し時間は短くてもよかったのでは?てな感じ!!


▼内容・オチ
外科医が、自殺を図った妊婦さんを生き返らせ、自分で世話をみている。お腹の赤ちゃんの脳を、自殺した女性に移植したため、見た目は大人だが知能はまだ子供。
助手をつけて、観察・記録させてる中、主人公ベラはみるみる成長。最初は、食事もままならなかったのに、性に目覚めて、いいよってきた弁護士と駆け落ち!
というより、駆け落ちをドクターに承諾を経て世界へ旅たつ!

見るもの食べるもの、全て初めてで好奇心と性欲もって、楽しい旅をしているが、相手の男性がだんだん独占欲が強くなり縛り始める!

最初は子供だったため残虐だった主人公も、旅の途中で本を読み、貧困地区を目の当たりにして、世界の残酷さに傷つき、駆け落ち男性と別れて、娼婦をはじめ、自分で稼いで勉強して…

そんな中、ドクターが死にそうだということで、おうちに戻ることに!そこで自分がどのようにしてここに生かされているかを知る。
そして、生まれ変わる前の旦那さんが迎えにきてそこへ戻る。自殺した原因とその生活を知るために。

なんとその旦那さんはDV旦那!!っていうことで、結局ドクターのおうちに戻って、医者を目指しながら助手と一緒に平和に過ごすハッピーエンド!!
しろたん

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