ブリリア短編。
宇宙飛行士の主治医である航空医官ブリジット・ゴダールに関するドキュメンタリー。
当たり前にISSに滞在する宇宙飛行士の体調管理をする人はいると思われるが、全然実態を知らなかった。
本作ではISS外に出るミッションがドキュメントされている。そこで命綱がきれたら死んでしまうし、そんなこと考えたら大きなストレスを感じそう。だが、さすが宇宙飛行士。トラブルに冷静に対処して、ユーモアに変えている。
あと映画にも重力があることを認識した。ISS内の様子もドキュメントされているが、無重力状態で、それを意図して強調するためにカメラが90度傾いている。それはやはり違和感がある。だが宇宙空間だから天地があるわけでもなく、そのカメラポジションが間違っているわけでもない。しかし私たちが映画をみるときは、重力を前提に、そして映画もまた重力を前提につくられているのだ。