けーな

赤と白とロイヤルブルーのけーなのレビュー・感想・評価

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
3.6
すごい斬新な発想だって思ったら、元になる小説があって、アメリカで大ベストセラーなのだそう。

映画の始めでは、実際、あり得ないだろと思って、少し引いて観てたけど、だんだん話に引き込まれた。

話が進むにつれて、最後がどうなるのか気になって仕方がなかったけど、なかなかいい着地だったと思う。特にイギリスでの、国民の反応が良かった。バッキンガム宮殿の広場に、人が集まってるシーンを、そこを映し出さずに、表現していたのが、良かったと思う。

大統領の息子役の、テイラー・ザハール・ペリッツ、「キスから始まるものがたり3」で観たことあったけど、あまりタイプじゃないから、そんなに、かっこいいと思えないなぁなんて思って観てたけど、調べたら、私と誕生日が一緒(もちろん、年は違いますよ)ってことが分かって、急に、親近感。それにしても、彼のまつ毛には、目が釘付け。あんなまつ毛、羨ましい。さらに、スーツ姿が、カッコ良かった。スタイルが、ほんといい。

そして、イギリスの王子(次男)役のニコラス・ガリツィンは、「ぼくたちのチーム」で観た人。あの映画もLGBT映画だったな。なんとなく、マコーレ・カルキンを思い出してしまうのは、私だけか⁈

王子の祖父役が、スティーブン・フライだったから、驚いた。

出てくる女性たちが、皆、良かった。皆、進歩的な考え方の持ち主だった。特に、ユマ・サーマン演じる、大統領で、アレックスの母親が、素晴らしかった。息子のことを知った時に、息子に見せる態度、あっぱれ。私だったら無理かも…
けーな

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