勝沼悠

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!の勝沼悠のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 8年の時を経て『コワすぎ!』まさかの復活!

 カメ止めと舞台が同じだけど、むしろこっちの方が先発ですから。
 ワールドと題するだけあって、今作は今までの作品よりエンタメ、一般向け寄り。ポリコレ意識か工藤P(Dから昇格)が市川D(ADから昇格!)に暴力振るおうとすると返り討ちになるのは笑った。でも工藤Dも金属バット持ち出すわ、霊能力者に覚悟を迫るなどポリコレ下でもらしさを発揮。
 きさらぎ駅やMCUで流行った異界、別バース設定をうまく取り入れ、応援上映を意識したつくりも。後はとにかくキャラクターと勢いで突っ走る。ちゃんとストーリーもあって見やすい。
 最後のオチは『オカルト』を思い出した。コワすぎの原点は『ノロイ』『オカルト』ですからねぇ。

 伝説シリーズの復活は一作かぎり? もうちょっと見たい。
勝沼悠

勝沼悠