shake

ザ・ランドリーのshakeのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ランドリー(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

コインランドリーで繰り広げられる男女の会話。女性の話術に引き込まれるショート映画。サマンサで鑑賞。

[ストーリー]
コインランドリーに男性が2人と女性が1人。主人公の男性はもう1人の男性に小銭を借りるため洗濯物が入ったカゴを置いて男性の元へ向かう。金を借りてカゴの方へ戻ると、カゴの中に拳銃を見つける。突然の出来事に目を丸くしていると、「素敵な拳銃ね。」と女性に声を掛けられる。男性は正直に自分の拳銃ではない旨を伝えるが、女性は「拳銃を持ってる男は危ない雰囲気がして惹かれる」と言って、彼に拳銃を貸してくれと頼む。美しい彼女の要求を断るはずもなく主人公は彼女に銃を渡す。最初はふざけて彼に銃口を向けて笑っていた女性だったが、次第に饒舌になっていき.......

魅力的な女性だからといって、か弱い女性だからといって、相手に自分の命を委ねるようなことはしてはいけない。最初からこれを狙って銃を彼のカゴに忍ばせていたとしたら.......と思うと、銃の恐ろしさが身に染みて分かった。彼女が最初に話し始めてからオチまでノンストップでどんどんと話が展開していき、気付いたら彼女の掌の上。セリフと展開の滑らかさが心地良い。ショート映画としては非常にクオリティが高いと思う。もう1.2展開、もう1裏切りあったらもっと面白い。いい設定なだけに期待してしまう。
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