市子のだいすまのレビュー・感想・評価

所謂、「複雑な家庭環境」で育った女性の半生記。

幼少期から袋小路に追い込まれ、また自身の過ちによって幸せを手にすることが出来ない人生。。

時系列が飛ぶ構成は個人的に問題なかったが、登場人物毎のエピソードの中にはそこまで必要なかったかな？と思うものもあり、であればエピソード数を絞って深掘りする事で、更に沁みる作品になったかもしれないな…なんて感じた。

でも可哀想…だけでなく、彼女は結構食えない人というか芯から強い人だなと笑

ラストは何気に不気味だった。さてはてこれから彼女はどう生きるのか。