椿

キラー・ブック・クラブの椿のレビュー・感想・評価

キラー・ブック・クラブ(2023年製作の映画)
3.0
ホラー映画に登場する小説家は『書く』ために倫理観を無視しがちなので、そんな『書く』魅力に抗えずに破滅する姿を見るのは結構好きです。端から見れば『書く』程度のことにそんな…と思うかも知れないんですけど、書く快楽を知っていると分からなくもないその選択という気持ちになります。別にその辺の心理が絡んでいる映画ではないんですけど、登場人物に小説家が居ると映画の判定が甘くなります。ただ小説のモデルにしたばかりに相手が死んだはいいんですけど、モデルにされたばかりに現在進行系で苦しんでいる…に主軸が当たると途端に辛くなります。全然映画の感想書いてない。

殺人鬼に追われるのは嫌なんですけど、読書クラブには入って見たかったなと思う。適度に楽しめました。
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