このレビューはネタバレを含みます
前に観た作品があまり好きではなくて最近のは観ていなかったが、
今作は自分の好きな濱口テイスト(PASSION、ハッピーアワーのような)が存分に出ていてものすごい作品だった
エレベーターの中でシーンとしている時みたいな気まずさから生じるうっすらとした笑いがずっと続いていて、この高度なコメディぽさはどこまで意識的に仕掛けているのだろうかと気になった
役者陣全員素晴らしいけど黛さんが全部持っていった感がある。ハッピーアワーにも出ていたそうだが思い出せない(菊池葉月さんはすぐに思い出せた)説明会のシーン、車内シーン、GoogleMeetでの会議シーン、どれも忘れられない記憶となるだろう