りり

ある閉ざされた雪の山荘でのりりのネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾ミステリ映像化作品。ライバル関係にある若者達がギスギスするミステリ、結構好きなので見たけど、92年発刊の小説が原作らしくて、やっぱちょっと古い感じはある。クローズドな設定も説得力に欠ける。
入れ子構造の真相が特徴だけど、山荘での事件が虚構か現実か、犯人や協力者がいるとしたら誰なのか解き明かすのが目的とみせかけて、どう考えても久我の存在が異質すぎるので、ラストの舞台の場面も含めて全てが久我の妄想というレビューが1番しっくりきたしゾッとできて好きな解釈だった。
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