たま

ある閉ざされた雪の山荘でのたまのネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ミステリー好きとしては「雪の山荘」なんてシチュエーションが出て来たら観ないわけにはいかない。

劇場で観ようと思っていて見逃していたところ配信でやっていたので。いやーホントよかった。劇場で見なくて。

ミステリー云々以前に、設定に無理があり過ぎ…あんだけ雅美に罵詈雑言浴びせて掴み合いの喧嘩までした温子が、本多から雅美が自分を殺せと言ったと聞かされて「そんなに恨まれていたのね…そこまで追い込んでしまってごめんなさい」ってなるか?

本多はこれで一芝居打って、その後どうしろと?3人が死ななかったのはいずれバレるし、実際殺さなかったけど雅美は殺人の教祖罪で、つまりメンタル的には人殺し。それで何が解決すると思ったのか?

3人に事情を話して殺人劇にするなら田所も久我も巻き込めばよかったのでは?

ってモヤモヤを引きずってしまい、リアリティにかけるので、最後のどんでん返しも「あ、そう」くらいになり更にエンディングの感動が空々しいしかない。

演技のことを言うと久我役の重岡くんっていい演技してたと思うけどなぁ。
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