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NANAのsのネタバレレビュー・内容・結末

NANA(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気や空気の再現、って意味で本当に最高の実写だと思っている ロッキンホース、赤チェック、ダメージジーンズ、アーマーリング、サーフ系、着メロ……全部自分のものにしてるお姉さんお兄さんがあのとき本当に羨ましかった

実写は「女の子の友情物語」って打ち出しを当時してた記憶があるけど、そう見せるための物語の切り取り方も正しいと思った 掘り下げすぎず潔く描ききられてると思う 原作と本筋は違うがそれはそれでいいというか 話の再現より画の再現として本気だから、それでいいかなーと思ってる 
EDの激粋演出見て作る側も確実に宮崎あおいと中島美嘉でしかない自信があるんだなと思った

あと音、音〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!映画館で見るの正解すぎる glamorous skyの鳥肌感 こればかりは新文芸坐ありがとうすぎた。最高の体験
バンドの話だからそりゃ当たり前なんだけど音響が素晴らしい仕事してるなと思いました。サウンドバランスがいい、サントラも良い。とにかく音が全部いい映画

ナナはすごく自分の生い立ちに絶対に争っていきたいんだろうなと今見ると思った 特に可愛らしい人間っぽいところが全編棒読みなんだけどそれはそれでナナ

奈々は自分を好きな人を好きになるのである意味恋愛として正解だと思った 他何も考えてないので こういう子が玉の輿に乗るのはわかりすぎる
あとやりたい事は好きな人と一緒にいること!だけで目標も目的もないまま東京に来たら今だったら500%詰みなんだけど、なんかそれでも大丈夫そうな空気とか当時(1990後半〜2010くらいまで)あったと思うんだよな バイトだけで生きていく人って多分そんな少なくなかったと思う そういう景気と社会だったじゃん そういうところに今の時代の哀しさみたいなものを感じた。今はお金の話ばかりで

トラネスのライブの最前で2人とも1ミリもライブを見に来てなくて、完全に「「「勝負」」」に来てるのが良い

これ映画じゃなくて話の感想だからここに書く話ではない
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