あきたそ

アイアンクローのあきたそのレビュー・感想・評価

アイアンクロー(2023年製作の映画)
4.2
プロレスには疎いので事前に一家のことを調べて行った。兄弟に次々と訪れる不幸をケヴィンは「呪い」と言っていたけど、元レスラーの父親の息子達への過剰な期待が彼らを追い込んでいたのは明白。父親を信じて命がけでリングに上がっていた息子たちがとても痛々しかったけど、兄弟の絆は強くて信頼し合っていたことが救い。ヒューマンドラマなのでプロレスを知らない私でも最後はボロボロ泣いてしまった。

初めてこのザック・エフロンを見た時誰か分からず二度見したくらい。元々細身のイメージなので相当トレーニングしたんだろうと役者魂に感服。見た目だけでなくナイーブな内面も伝わってきてハマり役だった。これだけ酷いことが起きてご本人がちゃんと今も生きてるってことがもう奇跡だと思う。エプロンしてないジェレミー・アレン・ホワイトは新鮮。

2024-34(劇場)
あきたそ

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