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アイアンクローのmotokazzのレビュー・感想・評価

アイアンクロー(2023年製作の映画)
3.3
エリック兄弟が日本で活躍し始めて、しばらくしてポツポツと飛び込んでくる訃報に「またか・・・」と思った記憶。
それ以来、この辺を深堀りせずに、亡くなった順番の記憶すら曖昧で鑑賞。
自分の記憶が相当不確かな事に愕然。

映画としては、一貫して悲劇として表現されてて、本当に救い無くて悲しい気持ちになっちゃって、帰路の足取りが少し重かった。

そんな映画の感想としては不謹慎かもしれないが、妙に気になるところがあった。
役者がみんな、かなり似てるが、微妙に似てない。
その、微妙な似てなさが妙に面白く感じることが多く、集中力を削がれる。
ブロディなんか、一見そっくり感あるけど、ずっと見てるとどんどんブロディに見えなくなってくるという奇妙な体験。
ハリー・レイスは本当に変な似方していて、もう登場した瞬間に吹き出しそうになった。

あと、なんかBGMがエリック兄弟が活躍した時期より少し古いような気がしたが、ケビンのデビュー時期と考えればそんな感じかもしれない。
でも、エリック兄弟はもっと80sな印象があったので意外だった。
自分は、本作のような選曲のほうが好みなのでそれで良し。

あと、一人足りない。
いなかったことになってる。
これは何か事情あるのだろうか?
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